信頼の家づくり 株式会社山川工務店

　お客様・建築家・私どもの三者が豊なコミュニケーションを図り、築きあげる信頼関係。それは「家づくり」のゆるがぬ基盤です。

　家を建てるということは、お客様にとって大切な財産づくりといえます。ところが最近は「住まいの商品化」が進み、住宅メーカーの生産性や効率のみを重視する傾向が多く見られます。　　　　　　　　　　　


　「家づくり」が車や家電を買うように行われることに疑問をお持ちではないでしょうか？私たちは、一生お住まいになる家だからこそ、もっと大切につくりたいと考えます。

　私たちはまず、住まいに造詣の深い建築家（一級建築士）とともに、お客様の趣向や暮らし方を様々な視点から考察し、お客様とともに完成度の高い設計をめざします。さらに現場では、棟梁をはじめ各業種の熟練した職人たちが細やかな配慮のもと鍛えあげられた腕をふるいます。

　お客様とのコミュニケーションを何より大切にした‘信頼の家づくり’はこのようにして完成を迎えます。

　現在の住宅といえば、総合展示場に見られるような「家」が主流となっています。そんな「家」は無難で、たしかにいい家だと思います。

　人によって価値観や感性の違いはありますので、どれが一番、絶対にこれしかダメというものはないと思います。
　

　しかし、「商品」といわれる家はモデルが変われば昔の商品になります。5年10年20年と年々古さが感じられてきます。


　その中で山川工務店が目指す「家づくり」は、

　・安心で安全な構造空間であること
　・素材を隠さず、機能的な美、空間を上手に活かすこと
　・化学的なにおいのない住環境であること
　
　遊びにきた友達から、「この家の感じが好き」「住んでみたい」
と言われるような家を建てていきたいと思います。

　高い設備・仕様にして見栄えよくするよりも、木を活かし、本物の素材を使えばそれだけでいい雰囲気をだせる家になると思います。

　「本物が似合う家」
本物を使ったものは年数が経てば経つほど味が出て、価値が出てきます。年々古くなり、それが古さではなく「味わい」となる家づくりをいていきたいと考えています。

　※福岡市城南区　H様邸

　木綿を肌に着ける感覚で木をふんだんに使います。
　ナイロン等よりは、汗をたっぷり吸ってくれる、通気のいい木綿の方が肌になじむでしょう。それと同じです。杉の柱一本にしたって、ビール瓶一本分の水分を出し入れしているんですよ。部屋の空気が乾燥すると水分を発散し、湿気が多くなると吸ってくれる。息づきながら自然に環境を整えてくれるんです。

　木の空間は人が生活していく上で身体に安全で安心感があります。
　
　私は常々、思うことがあるのですが、腐らないものや、死なないものの中で暮らしていると、人間本来の感性を無くしてしまうんじゃないかと。
　人間も死ぬ、植物も死ぬ、ガラスも割れる、そうやって死んでいくものがあるから、生命あるものへ慈愛が湧いてくる。
　私は子供たちにそういったことを口に出さなくても伝えていける自然な息吹きのある生活環境を創っていきたいと思っています。

　様々な家づくりがある中で、理想とする家は、京都の町屋です。
　京都に行って、木造の町屋を眺めていると、新しい発見があります。そこには、私が理想とする家造りの知恵が集積されているからです。
　例えば、「むくり」と呼ばれる技術。屋根の中央に少しふくらみをもたせる工法です。この方法だと、見た目の良さはもちろん、家の強度が増します。瓦を少し持ち上げた状態なので風圧がかっかても雨漏りしないし、雨水が軒先から早く落ちるので瓦に負担がかからない。古代ギリシアのパルテノン神殿の基壇にもこの方法が使われています。

　気候風土や限られた敷地、様々な問題点を抱える中で、人と環境のために最良の家造りをしたいと思います。　

当社で設計・施工させていただいた、お店をご紹介いたします。

『赤間茶屋　あ三五』さんです。（あさごと読みます）

下関から来福された　　蕎麦屋さんです。





「十席の小さな場　楽しく　明るく　おもしろい　そば屋」

『赤間茶屋　あ三五』
福岡市中央区白金１丁目４－１４
TEL　０９２－５２６－４５８２

営業時間　１１時3０分～１９時３０分
定休日　毎週火曜日（第１月曜日）

気さくなご主人とおいしい蕎麦を一度味わってみてください。