ご高齢者様の殆どが何らかの病気があり介護を必要とされています。この様な依頼者様に対し単に書類を作成するだけでなく元看護師としての経験を活かし病める方の相談を受け、適切な助言を行い他の行政書士の先生方よりも疾病や介護を必要とするご高齢者様には寄り添えるのではないかと思いました。
日本は遺言後進国です、何故なら日本は戸籍制度があり戸籍にて相続人が明確であり遺言状にて遺言者を指定する必要がありません。
因みに戸籍制度が存在する国は日本・台湾・中国の3ヶ国だけです、よって他の国は遺言状にて受遺者(遺言を受ける人)を指定する必要があります。
日本の場合、一般家庭では遺言状は必要とせず戸籍謄本等揃えれば相続人は明確な訳ですから後は遺産分割協議書に押印すれば相続は無事終了していました、特に先祖代々の土地を守る・家長制度等の文化が根強く残っている地方もあり相続で争う事も少なく無事終えていたように思えます。
しかし最近少子高齢化が進み独居老人や一人っ子も多くなり、貴方が長年苦労して築いて来た財産が直径血族に相続される事なく傍系血族や傍系姻族(配偶者の親族)に相続される可能性もあります。
以前は子供が沢山おり一人の子供が死亡しても他の子供に相続させることが可能でしたが夫婦と子供一人の家族が増えてきており、子が先に死亡した場合は貴方が長年苦労して築いた財産が妻の親族に渡る可能性も出て来ます。
貴方の築いた財産が配偶者の親族に行く事を貴方は容認できますか?その時貴方は天国でその様子を拝見していらっしゃると想定します。よって貴方の親しい方やお世話になった方又は甥や姪等の血族に遺産を渡したいのであれば遺言状作成をお勧めいたします。ご心配な方は一度法律の専門家に、ご相談される事をお勧め致します。
詳細は別紙や当職が取り扱った事例にてご説明いたします。
生前事務委任契約は、ご自身の心身の機能低下に備え元気なうちに将来を見据え、財産管理や見守り等の様々な事をお願いする契約です。
・成年後見制度との違い
○成年後見制度のば現在判断能力の低下や精神上の障害がある場合を前提としての利用となりますが、○生前事務委任契約の場合は将来、病気やケガで寝たっきりになったり判断能力の低下に備え元気なうちに意思能力がハッキリとしているうちに信頼できる方に手続きの代行をあらかじめ依頼しておく契約、いわゆる備えあれば患いなしの契約といえます。
成年後見制度と生前事務委任契約の内容はあまり変わりはありませんが大きな違いは、
まず①契約が本人の意思によるものか?
よって生前委任契約では自分の信頼おける方に依頼できます、もちろん報酬も双方同意のうえ自由に設定できます。
次に②監督機能の有無です。成年後見制度は裁判所が関与し後見監督人が成年後見人を監督します、いわゆる二重チェックですから不正防止機能があります。生前事務委任契約にはありません。
前者・後者ともにメリット、デメリットがあります。よって信頼できる方に体力が衰えてきたら生前事務委任契約を委任し判断能力が著しくなったら(任意)後見人制度に切り替えるがベストと思えます。
因みに生前事務委任契約には大きく(財産管理契約)と(療養看護契約)とがあります。
(財産管理)とは
・銀行や郵便局等の金融機関との取引
・家賃や年金収入等のや受取に関する事
・健康保険料や公共料金,家賃等の支払
・生活費や物品の購入に関する事
(療養看護)とは
・病院や介護施設への入院・入所手続き。入院,入所費用の支払。
・要介護認定の申請や介護サービス利用契約の手続き
・定期的に電話や面談で依頼者の安否と健康状態の確認を行う、特に独居の方においては定期連絡がライフラインとなりますのでお勧めいたします。
なぜ今「尊厳死宣言」なのか?
私が看護師として勤務していた時に、寝たっきりの状態で寝返りも打てず声かけても全く反応もなく植物人間の状態で5年10年と胃瘻チューブにて栄養補給をして命を繋いでいる患者様の看護を沢山してまいりました。
また、気管内挿管(いわゆる人工呼吸器)にて延命されている患者様の看護もたくさんしてまいりました。
特に心を痛めたのが17年前、実母の敗血症による緊急入院と気管内挿管でした、
口から大きな管を挿入され手足は動かないように縛られ2ヶ月間人工呼吸器にて延命し、その後他界しました。
私はつらい思いをさせたと後悔の自責の念しか残っていません。そんなご経験をされた方が他にも沢山いられると思います。
当事務所では遺言書作成と併せて尊厳死宣言書を作成するという場面が非常に多くなっています。身内が重篤な状態に陥り、回復が非常に困難な状態に陥ってしまったとき、貴方は愛する家族のために非常につらい選択を迫られることになります。
つまり延命措置を継続するか、それとも拒否するか。それは、愛する人であればあるほど悩み深く、場合によってはその選択をしたことに深く後悔し、それを長く引きずってしまう。そんな自責の念を私は17年間、今も抱いいます。もし母がはっきりとした意思表示をしてくれていたら私はどんなに助かった事でしょうか。なぜ今「尊厳死宣言」なのか?
私が看護師として勤務していた時に、寝たっきりの状態で寝返りも打てず声かけても全く反応もなく植物人間の状態で5年10年と胃瘻チューブにて栄養補給をして命を繋いでいる患者様の看護を沢山してまいりました。
また、気管内挿管(いわゆる人工呼吸器)にて延命されている患者様の看護もたくさんしてまいりました。
特に心を痛めたのが17年前、実母の敗血症による緊急入院と気管内挿管でした、
口から大きな管を挿入され手足は動かないように縛られ2ヶ月間人工呼吸器にて延命し、その後他界しました。
私はつらい思いをさせたと後悔の自責の念しか残っていません。そんなご経験をされた方が他にも沢山いられると思います。
当事務所では遺言書作成と併せて尊厳死宣言書を作成するという場面が非常に多くなっています。身内が重篤な状態に陥り、回復が非常に困難な状態に陥ってしまったとき、貴方は愛する家族のために非常につらい選択を迫られることになります。
つまり延命措置を継続するか、それとも拒否するか。それは、愛する人であればあるほど悩み深く、場合によってはその選択をしたことに深く後悔し、それを長く引きずってしまう。そんな自責の念を私は17年間、今も抱いいます。もし母がはっきりとした意思表示をしてくれていたら私はどんなに助かった事でしょうか。
自分のため、さらに愛する家族のため「尊厳死宣言書」として形に残される事をお勧めいたします。
私は20代の時から約30年間看護師・ケマネージャーとして病院、介護施設で勤務して来ました。そんな折、身寄りのないご高齢者様や大病を患い判断能力のなくなった患者様に対し関わろうとしない家族等様々なケースを経験してきました。
例えば脱水症状で発熱、点滴すれば直ぐに症状が改善するのに家族の要望で一切の医療処置が行えず10日後に医師による死亡診断がなされたり、また逆に3ヶ月以上も延命処置を行っており「もう十分頑張られたから楽にさせてあげていいんじゃない。これ以上の延命処置は意味があるのか!」と思う事も多々ありました。
終末期の医療行為に関しては医師の病状説明後は本人の意思が最優先されます。しかし認知症や大病を患って意思能力がなくなっている場合は家族の判断に委ねらる事になります。私は医師の指示の下で医療行為を行っている最中「本人の意思は尊重されているのか?本人はこれで幸せなのだろうか?こんな時尊厳死宣言を公開されていたらまた、違ったのに」等々疑問を抱いたことが多々ありました。
決定的なのは私の母が敗血症で入院し、ある日突然、気管内挿管されていました。母は相当きつかっただろうと思っていますが姉の意思だけが尊重されての医療行為であり家族の総意による延命処置ではありません、その後母は2ヶ月間延命し他界しました。2ヶ月間も気管内挿管をされて苦しかっただろうと私は思っていますが答えは母のみぞ知る事です。
ご高齢者様の殆どが何らかの病気があり介護を必要とされています。この様な依頼者様に対し単に書類を作成するだけでなく元看護師としての経験を活かし病める方へ適切な助言やセカンドオピニオンの推奨等にてお力添えでき他の行政書士の先生型よりも寄り添えるのではないかと思います。
超高齢社会となり核家族化した現在、独居老人も増え寝たっきりや介護、財産管理、孤独死、死後事務等様々な問題が生じています。この様な事に対し先々の憂いがないよう十分な備えを提供し、安心・安楽な老後と終末期、残された遺族が相続が争族とならないよう、お力添えが出来る事を目指し終活専門の行政書士として日々奮闘しています。
店舗(企業)名 | 行政書士まとば事務所 |
ふりがな | ぎょうせいしょしまとばじむしょ |
カテゴリー | 専門サービス 南区 専門技術・特許技術 専門サービス 金融・保険 |
所在地 | 8150083 福岡市南区高宮 |
電話番号 | 09083926468 |
FAX番号 | 092-776-0707 |
代表者 | 的場隆之 |
従業員数 | 2(人) |
設立(創業)年月日 | 1995.4.1 |
取り扱い商品・サービス | 行政書士 |
紹介文 | 私は20代の時看護師の資格を取得しました。その後長年高齢者施設で看護師として勤務している時にもっと々ご高齢者様のお役に立てないだろうかと思案し行政書士になりご高齢者の権利を擁護しようと思いました。 行政書士でも現場を知り尽くした者として他の先生方よりもご高齢者様に寄り添う事が出来る行政書士を目指し終活特化型に専念しています。 |
ホームページURL | https://menber.fukunet.or.jp/matoba/ |
メールアドレス | tmatoba8@gmail.com |