Works


道の駅
Road Station 


 多くの施設が競争・協栄していく現代、他と差別化された施設づくりを行い、いかに立寄客数(や客単価)を増やしていけるのかが問われています。運営と空間を連続的にとらえ、まちの特徴を活かすことで、多くの人でにぎわう成功する施設となります。



【道の駅 豊北          
                                   

背景に海を望む「道の駅豊北」


 「行ってよかった道の駅ランキング」で全国1位   
   
   
 「開かれている」、「らしさを感じられる」、「多様な体験ができる」をテーマに、指定管理制度を活用した運営の枠組みから施設建築の計画まで、道の駅実現過程のすべてを行ったプロジェクトで、プロポーザルコンペにおいて特定されました。

 運営については、商品は”出荷体”、販売・サービスは”経営体”、調整・支援は”行政”という役割分担を明確にした関係主体並列のスキームとしています。

  施設については、深い庇やメインエントランス広場、眺望デッキなど、多様な半屋外空間を設け、買い物客の滞留性を向上させ、多目的に活用することができるスペースを充実させました。
 また、風や視線が海へ抜ける天井の高いワンルームタイプの売り場とし、敷地のどこからでも海の雰囲気が感じられるように配慮しています。


                                


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【道の駅 歓遊舎ひこさん


道の駅内部

改修前後で売り上げが1.5倍に!


 英彦山麓の豊かな自然環境と、連続する公園的・広場的な施設への転換をテーマにした既存施設の内装改修のプロジェクトで、プロポーザルコンペで特定されました。

 内装を同一の杉の素地で構成するとともに、既存の壁面採光を木製ルーバーで制限し、新たに設けたトップサイドライトと照明による上からの光を主としました。

 また、回遊散策式の動線など、買い物客の滞留時間を長くするような工夫を行いました。杉の素地による販売棚は可動性・移動性を持たせ、個人が自由に出荷する直売所の性格に対応するようにしています。


           




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まちなみ・共有空間
Townscape / Commonspace


 計画における参加、事業における協調、デザインにおける解放・連絡を行うことで、生み出された空間や施設への利用者の愛着意識、積極的な管理運営意識が育まれ、利用度の高い場所になっていきます。


●宗像市原町(1)

【原町まちなみ景観整備】


 
 宗像市原町での景観づくりの基となる、建物の形態などについてのルールを取り決めた「まちづくり協定」(協定の一部はのちに地区計画とした)の策定や運用を支援してきました。
 協定発効後は、協定に沿って建物の建て替え、修繕など建築行為が進んでいき、結果として魅力的なまちなみが育まれ、多数の来訪者が訪れるまちになっています。


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【原町公民館】

           


●街道と集客施設を結ぶ「抜け道」に顔を向けることで、まちの人が気軽に立ち寄れる
●可動間仕切りなど玄関周りの部屋を工夫することで多様な使い方に対応できる
●原町のまちなみづくりに参加する
という3つのコンセプトに基づいてデザインした集客施設です。


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【『大浜デザイン基本計画』とコミュニティの軸】


      


 大浜コミュニティの軸は、「大浜デザイン基本計画」に基づき、各事業者が協調して敷地境界をオープンに計画することで生み出された、まちの新しいコモンスペースです。
 このスペースに面して、軒下空間やストリートファニチャーなどが配置され、日常はもとより、イベント時には仕出し空間となるなど、まちの人が最も頻繁に利用する場所になっています。


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【大浜街区公園 はまかぜ広場】

        


 「常に人目があって安全に遊んだり集える広場」となるよう、開放的で通り抜けのできるように配置した公園です。様々な年代が使える遊具や、非常時には簡易トイレに転用できるパーゴラを設置し、地域の拠点スペースとしての機能を高めています。


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古民家再生
Renovation


 古民家は、所有者にとってもまちにとっても大切な財産です。伝統的木造建築が持つ価値を活かしながら(財産を保全)、これまでとは違った価値(使い方)を創造していくことで、人を集めるまちの空間となります。


●宗像市原町(2)

【中村兄弟画伯生家美術館】

美術館外観


 近代洋画壇で活躍した中村研一・琢二兄弟画伯の生家である、大正初期に造られた建物を改装して、画伯の作品やゆかりの品々を鑑賞できる個人美術館にしていこうというプロジェクトです。
 
 屋根及び外壁損傷の復旧と併せ、近代的な改築が行われていた内部については、できるだけ当初の形態や建物本来の魅力を活かそうと考えました。
 具体的には、土間妻に変更されていた玄関位置を本来の場所に戻し、玄関の間を再現するとともに、土間も一部復旧することにしました。また、吹き抜けを設け、ケヤキの曲がりを活かした梁が視覚的に演出されるようにしました。


  


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【真武邸倉(ジリ)】



 損傷の激しかった明治期の倉を、店舗として使うことができるようにしていこうというプロジェクトです。
外壁で痛みが目立っていた下部は下見板張貼りで覆い、上部については漆喰で復旧しました。
 新しい要素としてステンドグラスや飾り窓を設置し、レトロな商業的雰囲気を感じられるようにしました。現在は、お洒落な花のアトリエが営まれています。


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